第25回(平成22年8月4日)

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酷暑御見舞申し上げます。

 8月に入った。今年の夏は、例年になく暑いようだ。暑い暑いといっても涼しくなるわけではないから、口に出さず耐えている。

 事務所の中などは、冷房が程よく効いていて仕事ははかどっているようだ。

 私は、外に出るときには帽子を使うようにしているが、近場は自転車で移動するからそれなりに堪える。

 不思議なことに、今年は、未だ台風の声をきかない。毎年、今頃は、1度や2度の台風が日本に影響を及ぼしているのだが、今の状況では、当分の間台風はこないだろう。夜は比較的涼しい風が吹くようになった。お盆までは、まだまだきびしい状況が続くだろうが、お盆を過ぎれば暑さは峠を越えるであろう。残暑は厳しいだろうが・・・。

 最近の新聞等の報道では、人間関係の基本が崩壊しているのではないかと思われる事案が多くなった。若い女性が、子供2人をネグレクト(育児放棄)して餓死させたとか、110歳以上になるはずの戸籍上生きている人が、年金を支給されていた。ところが、すでに30数年前に死亡していたとか、あるいは、親族間の付き合いが少ないため、100歳以上生きていることになっているはずの人が生死などよく分からないという状態になっているなどなど。世の中が随分変わってきて、人間関係が希薄になりかつ疎遠になっている現実をどう考えるか。深刻な問題である。行政は、従来の考えを改め、現実に合った事務執行をしなければならない時がきているのであろう。人間関係そのものが、大変難しい時代になりつつあることは間違いない。

 

おかやま適塾

馬場 勉


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