第43回(平成23年1月14日)

>>目次

岡山県警が視閲(しえつ)式を公開


 6 年ぶりに再開された岡山県警察年頭視閲(警察職員を検閲する)式が岡山市内で行われた。岡山県警察友の会の会員になっているため来賓の一人として臨席させてもらった。

 寒風吹きすさぶ中、約 2 時間の式典やデモンストレーション(訓練展示)に体の芯まで冷えてしまった。

 県民の生命財産を守ってくれて安全・安心な生活が保たれるのは警察力による治安維持に頼るところ大である。

 岡山県警職員は 3,000 人を超えているため本部長は警視監という高い地位にある人が、警察庁(国)より任命され岡山県警に赴任している。

 ひとくちに警察官といっても交番勤務の人や、私服の刑事、さらには機動隊、白バイなど多彩である。また、いろんな目的に応じた車輌があるのにも驚いた。軍隊組織ではないが、普通の社会からみれば規律は厳しい。白バイ隊員の運転技術は抜群。だから、パトカーや白バイに追われたら逃げ切ることは無理だろう。

 機動隊は体を極限まで鍛えている。いざとなれば体を張る覚悟である。女性警察官が 220 人余在職しているとのことで、全職員の 7 %程度を占めている。結構多いのだなぁ〜と思った。

 とにかく、珍しい式典を見ることができて感銘をうけた。改めて 24 時間 365 日縁の下の力持ちで、社会の安全と安寧を守るため日夜、働いている人がいてくれることを再認識した次第である。枕を高くして安眠できるのもそのためである。

 きょう現在、正月気分はすでになくなった頃で 1 月も半分が過ぎてしまった。世の中を見渡すと政治は混乱し内閣の組閣替えなどで、よく人を入れかえるものだと思う。政治で光があたらない所の子供たちにランドセルや学用品を匿名で寄贈する人が全国的に広がって話題になっている。良いことだと思う。こういう心優しい人たちが、世の中の底辺を支えていることを思えば考えさせられるところ大である。

 政争に明け暮れている人達は、昨今の社会風潮を知るべきであろう。私も何か出来る事があればしてみたいと思っているところです。勇気のいることでしょうが…。

 

おかやま適塾

馬場 勉

 

 Copyright (C) 2010 babasogokanteisyo, inc. All Rights Reserved.