第160回(平成26年10月28日)

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秋本番


 本コラムが気になりながらも、それなりに時間が取れず、延び延びになって失礼しました。比較的、仕事や旅などに忙しくしています。先日、知人6人程で中国(チャイナ)に行ってきました。上海(シャンハイ)から北西方面になる九華山(きゅうかざん)と黄山(こうざん)に信仰心を以ってお参りしました。また、九華山は地蔵菩薩を祭っている信仰の山で、階段を昇り降りして、天台寺(禅宗)まで参拝しました。ものすごい人で、中国では有名なお寺の山のようです。日本でいえば、比叡山や高野山というところでしょうか。意外と日本人はいなかった。

 信仰心の厚い人が多く見られ、共産党の中国では信仰することを見て見ぬ振りをしているようです。私は脚が痛くて難儀をしましたが、団体旅行なので付いていきました。

  中国では、九という数字は好まれます。幸運を呼ぶと思われています。日本は八が末広がりということで良いとされますが、郷にいけば郷に従えです。華は中華思想にも表れているように、世界の中心の華(はな)と言う意味でめでたいのです。従って九華山という呼び名は、要するに素敵なのです。また、黄山は、墨絵の世界を彷彿とさせるところで、珍しい岩や松の木が岩の割れ目に育ち自然の景観としては、最大級の評価すべき悠久の景観があります。中国は、国が大きいので、全土から人がどっと押しかけて、大変な人の波でした。日本でいえば、富士登山というところでしょうか。 1 日に 1 万〜 2 万歩石の階段を昇り降りして脚を痛めたため、帰国後できるだけ休息を取り使わないように休養したところ良くなりましたが、老化現象とばかりはいえないので、専門医師のアドバイスを受けたいと思っているところです。仕事の方もそれなりにこなしています。忙しいぐらいの方が精神的には良さそうですが…。

 また、先に経済同友会の会合で高知県に行ってきましたが、台風に追われることになり、予定をずらしてなんとか目的を達成したところです。足摺岬の散策などや佐田沈下橋を見てきました。

 早いもので 10 月も終わりになり、あと 2 ヵ月余りで新年です。まだまだ現役で仕事に、旅に頑張っているところです。予定外の用事が入って、それなりに時間を取られていますが、忙しい位の方が良いことだと思っています。何もせずテレビの守りをしているだけでは、ボケますから多忙な位が良いかもしれません。

 先ずは近況報告というところですが、 1 日は長く 1 年は短い感じを受けています。

   世の中は、いろいろ騒々しいが、我関せずの気持ちでいきたいのですが気になることもあります。ある程度の騒がしさは常に必要でしょう。その方が気分転換にもなりますから。今回は、とりあえずこの辺で…。  

  

おかやま適塾

馬場 勉

 

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