大寒の候になり、一年で最も寒い頃。今年は、早くも 20 日余が過ぎ去った。年賀の挨拶が遅れましたが、今年もボチボチ執筆しますので、ご愛読の程をよろしく頼みます。
私は、年始は京都に行き、お宮参り三昧でした。伏見稲荷、都七福神めぐりなど、定番になったコースをたどったのですが、なんと京都は 61 年ぶりの大雪の正月でした。 10 cm以上つもり、足元の悪い中を力を振り絞り、お参りしたので、さぞかし今年はおかげが多いことでしょう。
特に、受験生(従業員)がいるため菅原道真の北野天満宮へ、また、金閣寺、銀閣寺、清水寺の定期観光バスコースで、雪の金閣寺を拝見した。あまりお目に掛れない光景らしい。
昨年は、外国人 1,341万人余が日本を訪れ、2兆円余の買い物(爆買い)をしてくれたそうですが、さすが京都のホテルや神社・寺院には外国語が飛び交い、ここが日本であることを忘れてしまう程でした。
週を変えて、最上稲荷、吉備津神社、金刀比羅(こんぴら)さん等へとお参りした。手相見にみてもらったら、「四緑木星」の運勢が今年は良くて白マルだそうだ。手相・観相も悪くないということだった。私は単純だから、気分を良くした。不思議と良く当たるという京都の恵美須(ゑびす)さんのおみくじは、1番札で大吉とのことで、ルンルン気分になったが、結果はどうなるかな?
今年は、スポーツ・ジムに積極的に行くことにしているが、寒いので億劫になることもあり、血圧を気にしながら通っているところです。
日本経済新聞の購読を止めることにした。その理由は、ノーベル賞受賞者の中村修二氏の特許に関する「意見広告」を堂々と一ページ全面に載せたことだ。新聞広告料は 3,000 万円程かかるのだろうが、天才だと自画自賛している中村氏の言を言いたい放題に書かせているのが、私の気分を害した。別段、日本経済新聞を読まなくても困らない。株式をやっているわけでもないからどうでもよい。先に朝日新聞に同じような意見広告を出して、週刊誌が取り上げていた。朝日は色々な問題で読者が相当に減っているそうだが、日経も同じ運命をたどるのではないかと思う。広告料は 1 回のみで 3,000 万円の収入になっても、 1 万人の人が購読をやめれば、こちらは半永久だから損得でいえば、新聞社は損をするのではないかと思う。
言論の自由だから、どのような意見広告を載せても良いが、それが原因で購読を止めるという人が出てくれば、あまり得な話ではないと思う。そういうことを考えて、新聞作りをしないと、とんでもないしっぺ返しを食うことになる。
年末から、本格稼働をはじめたイオン岡山駅前店。他店の売り上げや交通渋滞が心配されていたが、それ程の影響は起きていないらしい。
私も行ったが、広すぎて何が何だかわからない。紳士物なら各メーカーが集まればよいのにと思うが、統一感がなく、バラバラだから探すのがめんどくさくて、買うのを諦めた、というところが本音だ。若干の影響がイトーヨーカドー岡山店などには出ているが、もう少しの我慢だ。そのうちお客さんの熱が冷めて、客が戻ってくるだろう。
それより、イオン系のジャスコやビブレなどの店舗を閉鎖して、一極集中したのだから、従来、それらを使っていた人はどうすればよいのか。罪なことをするものだと考えるがどうかな。一極にまとめて、プラスαが生まれているかどうか疑問だ。
あと少しで、節分( 2 月 3 日)です。もうすぐ春です。寒さに負けず辛抱しましょう。
京都の雪で思い出したが、雪の降る土地柄の人は大変だろうと思う。岡山市は、雪がほとんど降らないから雪の影響の経験がないのだが、屋根からの落下雪にやられた。頭から首筋に雪の塊が落ちてきた。今年は当り年だと笑って過ごせれば、幸いな年になれると思うが…。
ところで、金刀比羅(こんぴら)さんの長い階段を上り下りして、祈願してもらった。参道の途中に馬が2頭飼われており、一頭は白馬だ。神馬(しんめ)といわれるように、信者さんから寄贈されたものだが、なんと広場を走って運動させていた。所謂、調教だが、じっとしていたら体や足腰が弱るので、定期的に走らせているのだ。馬だけの話ではなく、人間も自発的に運動する必要がある、と真剣に思った次第である。
おかやま適塾
馬場 勉 |